【ケト知識】よくわかる!? ケトジェニックダイエット

ケトジェニックダイエット

管理人:たけしいたけ

しいたけの絵だよ


体重100キロを機にケトジェニックダイエットを始めたアラフォー男子。
ビール好きにダイエットというジレンマに苛まれながらも、ケトジェニックな食生活に日々チャレンジしています。
普段は保険会社に勤める会社員として日々パソコンと格闘しています。

はじめに

一日一生、日日是好日、どうも たけしいたけです。

今回は「ケトジェニックダイエット」について説明をします。

ケトジェニックダイエットは、ここ数年でよく知られるようになったダイエット方法で、よく糖質制限ダイエットの話題に合わせて登場するダイエット方法です。

今回はケトジェニックダイエットの全体像をつかむことを目的とし、詳細についてはあまり立ち入らないようにします。(細かい部分については今後の記事で少しづつ触れていく予定です。)

それでは始めていきましょう。

ケトジェニックダイエットとは

まずは定義から述べていきましょう。

人や文献によって多少は異なるかもしれませんが、おおむねケトジェニックダイエットの定義は次のようになります。

ケトジェニックダイエットとは、
「糖質摂取をできるだけゼロとなるように(制限)することで、体脂肪を減らしていくダイエット方法」
のことです。


いかがでしょうか?
もしかしたら次のような疑問が自然と出てくるかもしれません。

「糖質って何だ?」、「これって糖質制限ダイエットのことなんじゃないの?」、「糖質を制限すると脂肪が減るってマジすか?」

では、これらの疑問について説明をおこなっていくことにしましょう!

糖質って何だ

最近は「糖質」という言葉を聞かない日がないくらいメジャーな言葉になったのではないでしょうか。

ではこの糖質、一体何者でどのように理解をしておけばいいのでしょうか?

「ごはんやパンやパスタでしょ」って声も聞こえてきますが、これらは「主に糖質から構成される食品」とうことになりますが、まずはそういう認識でもOKです。

とはいえ、ここでは少していねいに説明を試みていきます。
まずは3大栄養素から押さえていきます。

3大栄養素とは、体を構成に必要であったり体を動かすエネルギー源となる3つの物質のことで、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」のことを言います。

そしてこの中にある炭水化物は次のように構成されています。
炭水化物 = 糖質 + 食物繊維

上で出てきた「ごはんやパンやパスタ」は、細かいことを言えば「炭水化物」ということになるかと思います。

ということで、糖質とは「炭水化物に含まれている、エネルギー源となる主な栄養素」または、「炭水化物から食物繊維を除いたもの」ということになります。

糖質制限ダイエットとの違い

続いて、「ケトジェニックダイエット」と「糖質制限ダイエット」の違いについて説明を進めていきたいと思います。

両者の違いは ズバリ糖質量の違いということになります。

・ ケトジェニックダイエット:糖質摂取量ほぼゼロ
・ 糖質制限ダイエット   :普段の糖質摂取量から少しだけ糖質を減らす。

糖質制限ダイエットは、摂取カロリーを少し減らすことによって減量する方法で、
「糖質を減らす分のカロリーとしてあてがう」というものです。
余談ですが、糖質制限ダイエットにおいては、普段の摂取量から少し糖質を減らすのはいいのですが、中途半端に減らしすぎると低血糖や糖新生による筋肉減少につながるので、減らす糖質量には注意が必要です。

一方、ケトジェニックダイエットは糖質を減らすという部分は似てはいるのですが、
摂取する糖質をほぼゼロとすることで、体脂肪をメインとした体の代謝システムを
立ち上げ、そのシステムを運用し続けることで体脂肪を減らしていくという方法に
なり、この点が糖質制限ダイエットと異なる部分になります。

私たちは通常、糖質をメインとしたエネルギーの代謝システムを稼働させて日々の活動を行っています。糖質制限ダイエットは、この代謝システムのままでのダイエット方法で、ケトジェニックダイエットはこれとは別の代謝システムを活用した方法となります。

糖質をほぼゼロとすると脂肪が減るメカニズム

ここでは長くなるためざっくりと説明します。

まず代謝(エネルギー生産)回路には次の3種類あることを認識してください。

 ① 糖質を燃料とする「解糖系
 ② アミノ酸を燃料とする「糖新生
 ③ 体脂肪を燃料とする「ケトン体回路

通常の食事をしている限りは①の「解糖系」での代謝が行われ、糖質が不足し始めると②の「糖新生」による代謝が発生し、それでも賄えない場合、③の「ケトン体回路」による代謝が行われるようになります。

③の 「ケトン体回路」 による代謝では、体脂肪からケトン体と呼ばれる物質を作り出し、それを使ってエネルギーを生み出します。
そのため③の状態を続けていると、体脂肪がどんどん使用され、それにより体脂肪が減少し、その結果ダイエット効果が表れるということになります。

以上の説明から、ケトジェニックダイエットの概要は理解いただけたのではないかと思います。

ケトジェニックダイエットに向かない人

ケトジェニックダイエットを始める前に注意点として、そもそもケトジェニックダイエットに向かない、やっていはいけない人がいます。

それは、
腎臓や肝臓に問題を抱えている人」はケトジェニックダイエットはNG
となります。

また、
妊婦の方や成長期のこどもにも推奨はされない」
ようです。

逆に言えば、
ケトジェニックダイエットに向く人は健康な成人
ということになります。

上記に該当するか、体に少しでも気になることがある場合は、ケトジェニックダイエットを始める前に必ず医師に相談しましょう。

ケトジェニックダイエットの期間は?

ダイエットの実施期間について述べていきます。

各種文献やネットでの記載内容を確認する限り所説がありますが、実施する最低期間はおおよそ共通しており、2週間となっています。
また、長期間の実施はあまり進められていないように思います。

そのため、ここでお勧めするケトジェニックダイエットの実施期間は、
「2週間~2ヵ月で、自分ができそうだと思う期間」

ということになります。

とはいえ、 ダイエットを進めていく中で、いろいろな状況に直面すると思われますので、最初の計画に固執しないで、その都度状況に合わせて期間も含め柔軟に対応していくことがダイエットを成功させる重要なポイントとなるので、このことも合わせて押さえておきましょう。 (ダイエット中には色々なことが起きるものです。。)

ケトジェニックダイエットと運動

ケトジェニックダイエットのにおいては、マストではありませんが筋トレが推奨されます。

その理由は、ダイエット中に起こりがちな筋肉量の低下を防ぎ、筋肉レベルを維持するためのものとなります。
ダイエットはあくまでも体脂肪を減らすのが目的ですからね。
(筋肉減って体重が減ってもうれしくないですよね。)

筋トレ好きな方はどんどんやってい頂いて結構ですが、そこまでは・・・、という人は週2回を目安に少しでも筋トレすることをお勧めします。

まとめ

今回はケトジェニックダイエットについて、その概要を説明しました。

・ケトジェニックダイエットとは、糖質摂取をできるだけゼロとするダイエット
・健康な成人向けのダイエット方法
・期間は2週間~2ヵ月の間
・運動はマストではないが、筋肉維持のために筋トレをすることが望ましい

今回はこれにて、ではまた。

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