【ケト知識】よくわかるケトジェニックダイエット – 補足編1

ケトジェニックダイエット

管理人:たけしいたけ

しいたけの絵だよ


体重100キロを機にケトジェニックダイエットを始めたアラフォー男子。
ビール好きにダイエットというジレンマに苛まれながらも、ケトジェニックな食生活に日々チャレンジしています。
普段は保険会社に勤める会社員として日々パソコンと格闘しています。

一日一生、日日是好日、どうも たけしいたけです。

ダイエットは順調に進んでいますか?

前回はケトジェニックダイエットについて、その概要をお伝えしました。
今回は前回に続いて、 ケトジェニックダイエットについ、前回書ききれなかった
内容について説明を行っていきます。

今回説明するトピックは1日に摂取する糖質量についてです。
それでは始めていきましょう♪

1日に摂取する糖質量について

前回の記事では、「糖質摂取をできるだけゼロとなるように制限する」と書きました。 では、いったいどのくらいの量までの摂取ならOKなのでしょうか?

1日に摂取していい糖質量は、1日の摂取カロリーの10%、多くても15%程度までとするのが良いようです。

特にダイエット開始初期は可能な限りゼロとすることが推奨されます。それはケトン体回路が稼働する「ケトーシス」という状態になるべく早く移行させるためです。

ケトーシスの状態であれば、少しくらい糖質摂取量が増えたとしてもその状態は維持されるのですが、ケトーシスになる前の状態での糖質摂取は、単なるケトーシス移行への障害要因となるだけです。

そのため特にダイエット初期では、糖質の摂取は調味料などからの「やむなく摂取してしまうものだけ」となるようにするのがいいでしょう。

なにはともあれ、まずは自分の1日の摂取カロリーを設定することから始めましょう。
そして1日の摂取カロリー設定するためには、1日の消費カロリーを知ることが必要です。

1日の消費カロリーを知るには

さて1日の消費カロリーについてですが、1日の消費カロリーは、「TDEE」と表現されることがあります。

TDEEとは、Total Daily Energy Expenditureを略したもので、日本語だと
「総消費カロリー」と訳されています。

そしてこのTDEEですが、 TDEE はBMRをベースに算出されまます。
「BMR」は「基礎代謝率」のことでBasal Metabolic Rateを略したもので、
意味としては、「何もしなくても消費する 1日あたりのカロリー量」を意味します。

ちょっと略語が続きましたが大丈夫でしょうか。
整理しながら説明を続けていきます。

BMR:何もしないでも消費する1日あたりのカロリー量
TDEE : 1日の総消費カロリー

全く動かずにまるまる1日を過ごす人はほぼいないでしょう。そのため、1日の消費カロリーとなるTEDDはBMRよりも大きくなります。
また、1日の活動量には個人差があったり、同じ人でも日によって活動量が異なるため、厳密にTDEEを測定することは実質的には不可能となります。

そこで概算値としてのTDEEを推定する方法が編み出されました。
その方法は、日々の運動量のレベル(運動量区分)を設定し、そのレベル別に数値を定めてTDEEを計算するという方法です。具体的に式で書くと次のようになります。

TDEE = BMR × 運動量区分
そして、運動量区分とTDEEの計算に使用する値は次のようになっています。

運動量区分区分の説明係数
レベル1 日常の活動以外に運動や筋トレをしない人 1.2
レベル2週に1〜2回、軽い運動や筋トレをする人1.375
レベル3週に2〜3回、運動や筋トレをする人1.55
レベル4週に4〜5回、運動や筋トレをする人1.725
レベル5毎日激しい運動をする人1.9

では、早速あなたのTDEEの求めてみましょう。

そのためにTDEEの計算ができる便利なサイトのリンクを貼っておきます。
TDEEとBMRが計算できる便利なサイトへのリンク

無事にTDEEは求まったでしょうか?

ダイエットを行う場合は、まずは1日の摂取カロリーをTDEEの80%くらいに設定して計画を立てるのがいいでしょう。
そしてこの1日の摂取カロリーの10%が、1日に摂取してもいい糖質量となります。

糖質量が求まったということで、次回は脂肪について説明していきます。

今回はこれにて、ではまた。

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